「OSのバージョンアップはしたくなかった」の予感は的中。
昨日のこと。
お得意様からIllustrator CC2015のデータが入った。
CC2015を使うには、私のMacの場合、OSをバージョンアップしなければならない。
かなり使い勝手がよくなっているという噂のAdobe MUSEの2015の導入も、OSをバージョンアップしなければいけなかったので、ためらっていた。
そう思っていても、お得意様からのデータは開かなければならない。
たぶん、CCの2014でも開くことはできそうにも思う。
しかし、どこか1カ所でも文字が飛んでいたり、詰まりすぎていたことがあれば、それですべてがアウト。
覚悟を決めて、昨日、OSのバージョンアップを決行した。
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というところまでは、昨日のこのブログに書き込んだのですが。
結局、OSのインストールは1時間半から2時間近くかかりました。
最初の「残り約23分」ってのはなんだったんだ?という感じですが、そこまで読めてました。
いつも、あの時間表示でサバを読み過ぎって思ってましたから。
しかし、その後、念のため、もう一度再起動して立ち上げてみると、うーん、私、目が悪くなった?
って感じでした。
なぜ急にそう思ったかというと、フラットデザイン。
OSがYOSEMITEっていう、10.10に上げたのですが、全体のデザインがフラットデザインってのになってました。
iPhoneのOS7で採用されたあの感じです。
全部平面。
だから、どこにクリックするところがあるのか、一回頭の中で考えないといけません。
(角丸の四角で囲まれたところ、囲まれたところ、と頭の中で探してます)
その上、表示されている文字の色がおしゃれになってて、黒100%だったのに、黒70%くらいになっているのです。
ん? どれがグレーアウトになってて、選択しても選択できないのだ?
という感じで、Illustratorのメニューの項目が、どれが使えてどれが使えないのか、じっくり見ないとわかりません。
こんな非効率な、生産性を下げるデザインって、使い勝手が悪すぎるのではないか。
と半分、怒りにも似た気持ちにもなってます。
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他にも、今までファイルやフォルダに重要なものには、赤いラベルやオレンジのラベルで色分けしていたのですが、それも、「タグ」っていう名前になって、丸「●」に色がついただけになってました。
今までは、ファイルやフォルダのアイコンから、そのタイトルや容量、更新日まで、リスト表示にすると、1行まるごと色がついてて見分けがすぐにできたのですが、中途半端なところに丸「●」がぽつんとついてて、そこに色がついてるだけ。
どんだけ見分けができないか。
もー、腹立たしすぎます。
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Adobe MUSEを2015にバージョンを上げる前に、そんな腹立たしいことがありすぎて、昨日はAdobe MUSEのバージョンアップはできず。
ちなみに、文字の色が黒70%になっているのをくっきりさせる方法は、次のサイトで紹介してくれていたのを参考に変更。
「【OS X Yosemite】くっきり・ハッキリわかりやすい表示にしたい場合は コントラストを上げて透明度を下げよう : C-through the Ma」さん
http://c-through.blogto.jp/archives/41684479.html
(ありがとうございます)
ファイルやフォルダにラベルのような色をつけるには、次のサイトを見て変更しました。
「OS X Mavericksのタグを旧ラベルのような表示に変更する方法|XtraFinder | 男子ハック」さん
http://www.danshihack.com/2014/05/05/junp/macapp-xtrafinder.html
(ありがとうございます)
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それにしても、この不便さ、知らず知らずのうちに、目から体に変調をきたす人が出ているのではないですか。
ストレス、いっぱいです。
MacのOSのyosemiteにバージョンアップしなくていいなら、しない方がいいと、今のところ、本気で思っております。
Appleの人たち、ほんとにこれがいいデザインだと思っているのでしょうか?
おしゃれが度を超すと使い物にならないといういい例だと断言してしまいそうになります。
Macのデザインの中では、後々、黒歴史と呼ばれるようになるのでは?
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気持ちが落ちついてから、Adobe MUSEのバージョンアップをしたいと思います。
(はてなさんのiPhoneアプリの使えないっぽいのが、なんだかなぁ、ですが。なんで昨日の分、2つも投稿されてるの?)
(T)