書院のフロッピーが認識しないとは。
そういやあ。
という感じですが、何十年か前に使っていたワープロ。
今のスマホやパソコンが出る前の頃ですが、印刷物の原稿を作るのに、ワープロを使っていました。
どう使っていたかというと、ワープロ(ワードプロセッサーの略)で文字を打ち、それをそのワープロについているプリンターでプリント。
そのプリントした紙を、版下用紙というものにペーセメ(ペーパーセメントの略)で切り貼りし、レイアウトしていました。
今ネットで検索すると、そうそうこのタイプ、って写真があったので、リンクしております。
「パーソナルワープロ「書院」|商品ヒストリー」さん
https://corporate.jp.sharp/info/history/only_one/item/t21.html
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そこで使っていたフロッピーディスクをこの前実家で見つけたので、会社に持ってきました。
フロッピーディスクのラベルには、きちんと何が入っているか書いていたので、
「よし、次はこの分を動画にしよう」
と、持ってきたのでした。
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フロッピーディスクを読むアダプターがあったはずと、引っ越し荷物を探し回ってようやく見つけました。
USBタイプだったので、パソコンにつないで、フロッピーを入れてみると。
「このフロッピーは読み取れません」
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そこで思い出しました。
フロッピーにデータを入れる時に、書院形式で保存するか、DOS-V形式で保存するかということを。
くそーーーーーーー。
せっかくフロッピーの中にテキストデータがいっぱい入っているのに、取り出せないじゃないかーーーーー。
そうです。
ぼくは汎用性のあるDOS-V形式ではなく、1行何文字の設定をしている書院形式でフロッピーを初期化していたのでした。
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さぁ、どうしよう。
今まで、うすうす、昔の物もテキストだけは残していたから、それを使えばいいや。
そう思っていたのですが、これじゃなすすべなし。
ネットで検索すると、そういうフロッピーから取り出すサービスがあるではないですか。
やったー、と思って見ると、お値段が少々、1本につき4,000円を越える変換料がかかるようです。
仕方がないか。
残るはあの手で。
(と、話はたぶん続くのでした)
(T)