Adobe MUSEでスマホサイトを作る時に注意したい、ちょっとしたこと。
Adobe MUSEでスマホサイトを作るのは簡単。
もちろん、スマホサイトの前に、PCサイトができているという条件はつきますが。
なぜ簡単かというと、コピペで済むから。
PCサイトで作った部品なんかをスマホサイトにコピペして、あとはサイズを整えるだけ。
もちろん、PCサイトで1行が長くならないように改行を入れたところは、全部取り除いたりしないといけないのですが。
でも、HTMLのコードを書いてスマホサイトを作るより、ずっと簡単だと思う。
(弊社・タップハウスのスマホサイトがほぼ1日でできたようなことが、HTMLのコードを書いてできるのかな? もし、できるのなら、発注しているWebの製作料金をもっと下げて〜)
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と、Adobe MUSEでスマホサイトを作るのは簡単と言いましたが、注意しないといけないことはあります。
それは、特にAdobeのIllustrator 8あたりを使っていた私のようなDTPオペレーターが、Adobe MUSEを使ってスマホサイトを作る時です。
それはなにかというと、ドキュメントの外に部品を残しておくことです。
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今のIllustrator CCあたりになると、ドキュメントサイズって、最終の印刷物の大きさで作ります。
でも、Illustrator 8あたりの頃は、縦1000ミリ×横1000ミリくらいの大きなドキュメントを作って、作業してました。
実際の印刷物がA4なら、1000ミリ×1000ミリのだいたい真ん中くらいにA4のガイドラインを作り、その周りにトンボを設定して、とかしてました。
そして、作っている途中に、あれこれ思考錯誤したものは、A4の外側にある1000ミリ×1000ミリのドキュメントの中に放置してました。
今もその癖が残っている人いません?
私、残ってます。
だから、Adobe MUSEでスマホサイトを作った時、PCサイトからコピペして、余った部品はドキュメントの外に置いてました。
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Illustrator CCあたりなら、ドキュメントの外に置いていると、その部品はなかったものとして取り扱ってくれます。
でも、このAdobe MUSE。
許してくれません。
きっちりドキュメントの外に出している部品が、インターネットに流出します。
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弊社・タップハウスのサイトの場合、書き出したHTMLをインターネットにアップする前に、「ブラウザーでページをプレビュー」や「ブラウザーでサイトをプレビュー」してからアップします。
だから、助かりました。
「インターネットでどんな見え方をするのだろう?」
その確認をせずにアップしていると、なんじゃこりゃ状態だったと思います。
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Adobe MUSEでスマホサイトを作るのは簡単。
だけど、要注意。
特に、DTPを担当している私のような人なら、やらかします。
インターネットでスマホサイトを公開する時は、ドキュメントの外の部品の削除をお忘れなく。
(でも、ブログを取り込んだりする時に使う、ウィジェットなんかは削除してはダメみたい。そのへんが、まだややこしいのですよね、Adobe MUSEは)
(T)